R94 10km「何着て走ればいいのか?」

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随分と肌寒くなってきました。昨夜94回目のラン、気温は12度でした。初夏から走りはじめたセントラルパーク、猛暑だったこともあり、これまではウエアーはどれだけ裸に近いかが重要でした。実際半身裸で走る男は沢山いました。でもこれから秋も深まり極寒の冬に突入するにあたり何を着ればいいのか経験していないので分からず、それが目下の関心事です。

というのも、一週間程前外気温12度でこれは寒いに違いないと思い、ゴアテックス素材のジャケットを着て走りに出たら1キロもしないうちに汗だくになり、その後の9キロは腰に巻いたジャケットが緩んで落ちないか気にしながら走ることになったし、昨夜は同じ12度、半袖で充分と思ったのに途中から体が冷えてしまい今日はあまり体調が良くありません。ダウンジャケットを着たまま仕事をするありさまです。

昨夜に関して考えると、前半に1キロ5分程の僕にしては速いペースで走っていた時は、体もぽかぽか暖まり汗をかいていたのですが、後半左のおしりが痛くなってきたので無理をしないように少しペースを落として走っていたら、今度は汗が冷たい空気にさらされて体が一機に冷えきってしまいました。つまり快適な体感温度で走るためには、一定の運動負荷で走りきるか、ジャケットのジッパーの開け閉めなどで温度調節する必要があるようです。

まわりを見るとフード付きのジャケットを着ている人からノースリーブの人まで様々なのが不思議だったのですが、運動負荷が人それぞれ違うのが理由だったようです。これも経験して分かることです。

そこで役に立ちそうなのがこちらのアプリ。


ランナーズ総合情報サイトRUNNER’S WORLDではシューズの評価やレース情報、トレーニング方法などランナーに役立つ様々な情報が提供されています。このサイトにあるWHAT SHOULD I WEAR?というアプリは、気温や風の有無、太陽が出ているか夜か、涼しく感じながら走るのがいいか、暖かいのがいいかなど、その時の天候とフィーリングを入力すると、その条件に合った服装を教えてくれます。

どうやら昨夜のコンディションだと、ベストを着て帽子をかぶると快適だったらしい。

夏に暑いのを我慢した記憶が強く残っており、なるべく涼しく走りたいと思う傾向がありましたが、寒くて風邪をひいては元も子もありません。ニューヨークの冬は日中でも氷点下、時にはマイナス10度にもなるのですが、そんな中走るにはそれなりの装備が必要そうです。

どんな天候でも楽しく走りたい!

R93 10km「マラソンを走るノーベル賞の山中教授」

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ノーベル生理学・医学賞を受賞することになった京都大学iPS細胞研究所所長・山中 伸弥教授の趣味はマラソン。昨年10月に走った大阪マラソンを4時間29分53秒で完走し、iPS細胞の研究資金へ寄付を呼びかけ走った今年3月の京都マラソンでは4時間319という記録を出しています。5ヶ月で26分以上タイムを縮めていることになり、もうちょっとで4時間切る勢いです。1キロ5分30秒位のペースでやっとこさ10キロ走れたと喜んでいる僕ですが、そのようなペースで42.195キロ走る訳ですから、それがどれほどスゴイことかがすぐに分かります。

マラソンを4時間以内で走るのは、走ることを趣味にしているランナーにとって一つの大きな目標であり憧れなのだそうです。確かに届きそうな届かなそうな、やっぱり今の自分には想像すら出来ないその境地を、山中教授は走っているということです。日々トレーニングしているに違いないし、走るのが本当に好きなんだということは間違いありません。

実は僕もハーフやフルにいつか挑戦してみたいという気持ちが湧いてきているのだけど、10キロ走っただけで左足のくるぶしや左のおしりのあたりが痛くなったりするので今はまだ到底無理だと思います。だからもっと走り込みながらフォームを改善しようと意識しています。いろいろ試していると時々いい感覚があるんですよ。

走っているのに前後左右ともに重心が固定されていて、両足とも骨盤からスムーズに回転しいて、なんだか自分は止まっていて両足で道路を景色ごと後ろに押し流しながら滑るような、足の裏で道路をネバっとグリップするような、なんとも言えない気持ちのいいものです。すぐにブレて来て長続きは出来ないけど、まずはこの感覚を持続出来るように体に憶えさせたいです。足首や着地する足裏の角度や、両膝の距離とか骨盤とかいろんな場所を意識しながら走ると、自分の体でありながら車やオートバイを運転するような楽しさがあります。

話は戻りますが、フルマラソンを4時間切りで完走しそうな勢いの山中教授はきっと既に高い技術と体力をトレーニングによって得ているだろうという訳です。ブレイクスルーと言われる程の研究成果を出しながら、マラソンを走り自己記録を更新する山中教授。ノーベル賞受賞のインタビューでは「研究生活は何十年もあるので、早く走りすぎて途中で倒れることのないように。実力以上にペースを上げたらバテてしまう。これまで通りやっていきたい」とマラソンに例えていました。

山中教授の研究しているiPS細胞(induced pluripotent stem cell)とは、皮膚などの細胞を人口的に初期化して、別の組織や臓器の細胞に分化したりほぼ無限に増殖する能力が与えられた細胞(多能性幹細胞)なんだそうです。細胞がプログラムによって初期化されるってしびれます。一体全体そのコードを書かせた摂理とは?やはりビッグバンから始まっているのでしょうか。

もっと走って多能性を手に入れたい!

R91 10km 「琳派とウォーホルとフェルメールとトーテンポール」

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すっかり涼しく、を通り越して肌寒くなってきました。日本に住んでいた頃は、秋は薄手のジャケットやウィンドブレーカーなどを着ている時期がわりと長かった気がしますが、ニューヨークは寒暖の差が激しいので昨日まで半袖だったのに今日はダウンジャケットが必要となるくらい寒くなることがあります。

昨日はコロンバスデーの休日。午後からメトロポリタン美術館に出かけました。いつも走っているパークドライブを横切って西側から東側の美術館まで歩きました。長袖を着て走っている人が多いようです。

今回美術館での目的は日本の『琳派展』と、アンディー・ウォーホルとアメリカの現代アート50年をたどる『Regarding Warhol: Sixty Artists Fifty Years』展、そして『フェルメール』を見ることでした。ところが館内に入って目的の場所から場所へ行くまでに、ローマ彫刻やエジプトのミイラなどの古代文明を通り抜け、ゴッホ、モネ、ゴーギャンといった名画を横切り、特設のフォト展をのぞき、最後にはアフリカやオセアニアのプリミティブアートにビックリする始末。

1日経った今も目眩がしています。メトロポリタン美術館へ行くとあらゆる種類のアートがあり、いかにこの美術館が古代から現代まで全世界を網羅し、時空を超えて人類が生み出すアートを大切にしているかが分かります。つまりそれは人間に対する深い尊敬。それゆえに種類の多さに圧倒されてしまうので、一つの世界感を味わうならば心して行く必要があります。いつもついつい欲張ってしまうので、次回は目眩がしないよう、他には目もくれず目的に向かい、じっくり鑑賞したら速やかに退館します。琳派展はもう一度見ておきたい。

という訳でちょっと食い合わせの悪い美術鑑賞をしてしまったようで、その後いつものようにパークを走りながら光琳やバーバラクルーガーやウォーホルが消化しきれないまま頭の中でぐるぐる回っていました。今もまだ回っている。最近はまた10キロ走るようになりすっかり調子を取り戻しています。昨日はこんな感じ。そうそう、気温12度だと半袖でも汗をかきますね。

もっと走るよー!

R88 5km 「なんなら毎日だって達成出来るよ」

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今朝、最後の抗生剤を飲みきり、間もなくこの胃痛から解放されるはず。長い日々でした。明日にはきっと薬も体から抜けて調子が上がるのではないかと期待しつつ、今日は5キロ走りました。走りはじめて2ヶ月程経って初めて5キロを完走した時は筋肉も心肺もフル稼働、その日の夜は体の疲れと達成感でぐったり夢心地でしたが、今や5キロ走っても体にかかる負荷も軽いものです。一体僕の体の何が変化したのでしょう?

ちょっと調べてようと試みました。が、「好気的解糖」に「嫌気的解糖」そして「乳酸閾値(LT)」など聞き慣れない言葉があり、 クエン酸サイクルがどうしたこうしたとあまり楽しくない。また、よく耳にする乳酸が疲労を生むというのは誤りだという論文など出て来て一筋縄ではいかず クリアに理解するのは時間がかかりそう。なので軽くイメージ出来る程のインプットをしたところ、「心肺が強化され毛細血管も増えて沢山の酸素を取り入れ運ぶ事が出来るようになり、その酸素を使って糖質・脂質を燃焼させてエネルギーに代える筋肉の量も増えた。」という事らしい。

ハーフやフルマラソンを走るにはもっと強い筋力やスムーズな動きのフォームを手に入れる必要がありそうですが、トレーニングをしていたらやれそうな気がしてくるから不思議なものです。一回走ればほどよい疲れと達成感が得られ、数週間数ヶ月走って距離やスピードが増せばさらに大きな達成感が得られます。

こんなにインスタントに達成感が得られることって他に何かあるでしょうか。一つの仕事は数週間から数ヶ月かかるし、その日のうちに結果が出て満足出来ることってそう多くはない。違いますか? 走ればほどよい疲れと達成感で一日を終えることが出来、翌日は新たな気分で一日を始められます。新たな気分で前日の仕事を見直すともっといいアイディアが出て来たり、より客観的な目で見る事が出来たり。毎日こうした達成感を得ることでメリハリのあるリズムが生まれてくるようです。

明日も走ろう!

休「いつまでも走る」

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8月の後半から10キロも楽に走ることが出来るようになったので、月が終わる頃にはこのグラフの高さがきれいに10キロで揃っていることを目標にしながら、今月は走行距離200キロも行けるかもしれないと9月をスタートしたのですが、嵐の夜に走って体調をくずしてしまい、イメージ通りには行きませんでした。

病院で抗生物質を処方してもらい元気なのですが、処方された分の薬は終わるまで飲みきらなければならず、これが胃に負担がかかっているようで走っても調子が出ません。熱が下がったら走ってもいいけど薬を飲んでいる間はあまり体調は良くないだろうと先生に言われていたのですが、そのとおりでした。もう少しで飲みきるので辛抱です。。

ところで夜のセントラルパークがどんな感じか想像したことありますか?先週は2回走りましたが、涼しくなって益々走る人が増えているようです。ひたすら走っている人々の足音がパークドライブを駆け巡っています。また、スピードスケートのトレーニングをしている団体やレース用の自転車のトレーニングをしている団体も見かけます。広いセントラルパークですが少なくともパークドライブは本気の運動場です。

あらためて感じましたが、走るのは気分がいいです。病気や怪我のリハビリテーションで我慢をしながら走っている人もいるかもしれませんが、この爽快な気分をみんな味わっているのならばいいのにと思います。先日NHKの「試してガッテン」でアルツハイマーを取り上げていたのですが、適度な有酸素運動が予防になるそうで、踏み台昇降を日課にしている老人のグループが紹介されていました。90才近い女性の方が満面の笑みで「運動すると爽快だ」と言っているのを見てとても嬉しくなりました。

あと3日、薬を飲みきって調子を戻したい。

休「ランナーズ天国」

日曜の今日、セントラルパーク沿いより1ブロック西の、コロンバス・アベニューでストリートフェアが開催されていました。ストリートフェアとは歩行者天国になった車道に屋台やマーケットが並び、コンサートなども行わるちょっとしたお祭りです。ニューヨークでは春から秋にかけて各所で催されます。今日はお昼前から家族でこのストリートフェアを少し見物してご飯を買い込み、午後のセントラルパークで食べることにしました。

ところで「歩行者天国」っていつ誰が考えた言葉なんでしょうね。ググってみる気はサラサラありませんが、普段どれだけ「歩行者地獄」なのかってことで排ガスを撒き散らす車が道を埋め尽くす高度成長期を想像してしまいます。それに「地獄」が名物の別府で生まれた僕には親近感があり、ノスタルジックでいいネーミングだと思います。

セントラルパークに72番通りから入りストロベリーフィールズを通って、いつも走っているパークドライブをしばらく歩き、シープメドーが見える辺りのベンチで先ほど買ったご飯を食べることにしました。ここで走る人を見ながら食べたかったのです。

その前に、パークドライブを歩いてみたらいつも走っている風景とは全く違って見えてちょっと戸惑いました。休日の午後で人が沢山いるのはもちろんですが、歩いている分、景色はゆっくり動くので目に入る範囲も広いのです。フェンスの形や歩道の縁石のつなぎ目とか、木の根っことか落ち葉とか、歩く人の表情とか子供が転んだとか。やっぱり一度歩いて一周するのも良いかもしれません。

彼岸も過ぎて涼しくさわやかな秋晴れの午後、僕と妻はカレーを、息子にはマカロニチーズを食べさせながら走る人見物です。やっぱりいいです。走る人はみんなきれいです。でも速そうな人の走り方は 特にきれいです。すぐに分かります。滑らかにそして大きく足が回転して、腕の振りも力強くそれでいて肩の力は抜けている感じ。体もブレずに左右対称、すーっと走り抜けていきます。長距離の場合は加速するのではなく一定のスピードを維持しながら走るのでフォームも一定のサイクルでリズム良く動きます。これは見ているより走りたい気分になります。

去年の今頃も歩きはじめた息子とこのあたりをよく散歩しました。そのころは走っている人を見ても「よく走るよな。」「元気いいな。」と感心はしていましたがそれ以上の興味はありませんでした。

今、目の前の「ランナーズ天国」に気がついて、僕はとてもラッキーだと思います。

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さあ走ろう!

休「一日2錠食後に服用してください

自分の力で地面を蹴って前に進み景色が流れていく爽快感はたまりません。このブログでは出来るだけそんな爽快な気分の中で感じたハッピーなことを書き留めよう、そう思って始めました。しかし、そうはならない日はすぐにやってきました。

嵐の夜に走った翌日の午後から高熱を出して寝込んでいました。。病院に行って抗生剤を処方してもらい随分楽になりましたが、仕事の打ち合わせも延期してもらうことになり大変迷惑をかけました。ちょっとはしゃぎすぎたようです。筋力や心肺能力が高まったと喜んでいましたが、免疫力のことは忘れていました。秋晴れの日が続いていますが、大事をとって数日走るのは休むことにします。

走っているとせっかくの風景を写真に納めることが出来ません。良い機会なので週末にでもカメラを持って秋のセントラルパークを歩いてみようと思います。10キロ歩きたいかは分かりませんが。。

セントラルパークでは様々な人がそれぞれのペースで走っています。明らかに80才を超えているだろう高齢の方や、おそらくダイエット中の若い女性や男性。マラソンを走る為にトレーニングしている人。それに歩いている人も沢山います。それぞれが自分の決めたゴールに向かって走ったり歩いたりしています。走るスピードや距離は人それぞれですが爽快な気分はきっとみんな一緒なんだろう、いや、そうであればいいのにと思います。

ところで上の写真、いつもこの通りの向こうから走り始めます。何の役にも立たない情報ですが、左下に見える歩行者用の信号が「渡れ」から「点滅」に変わるのを合図に出発すると、セントラルパークに入るまで一度も信号に引っかからずに進めます。

R84 8.8km 「ストーム」

空を見てなんとか行けるんじゃないかと家を出ましたが5キロに差し掛かる前にやっぱり雨。でもiPhoneは念のためジプロックに入れてきたし、ヘッドフォンは水洗いが出来ると宣伝しているモノなので安心です。周りのランナーも何事もないようにもくもくと走っています。

ところが雨脚はどんどん強くなるばかり。でもなんか気分がいい。周りの人たちも同じ気分だったのか、奇声を発する人や、”Are you feeling it? Yeah!”と大声で共感し合っている集団もいます。これは随分とおかしなところに足を踏み入れようとしているような。でも気分がいい。おもわずYeah!と叫んでしまいそうなくらい。

そのうち車ならワイパーをフル稼働しても前が見えないくらいのストームになってしまい、今月は毎日の走行距離のグラフの高さを10kmできれいに揃えたかったのですが、とにかくそこから最短で帰れるルートで帰ってきました。急に降ったせいでところどころ水没している場所もあり危険。嵐のセントラルパークはちょっと無茶です。

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そんな無茶な嵐の夜、ギターも歌も下手カッコいい60年代のイギリスのロックバンド The Kinks の I Need You がぴったりでした。こちらで試聴出来ます。

もっと走りたい!

R83 10km 「汗と水分補給」

40才をとうに超えた男がシャツが絞れるほどの汗をかいていたら2メートルは距離をおきたい。はい、その方がいいでしょう。最近は涼しくなってあまり汗をかかなくなりましたが、夏場は妻に「外は雨?」と言われるくらいの汗をかいていました。最初はなにも考えずに家を飛び出して、そのうちに汗をかきのどが乾くと公園の各所に設置してある噴水タイプの水飲み場で水を飲んでいたのですが、ミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲みたいので、本格的な夏を迎える前に近所の Super Runners Shop でこのボトルを買いました。

手榴弾を腰に巻くように数本のボトルを携帯出来るタイプや、同じく腰に大きめのボトルを横向きに装着するものなどありましたが、この FUEL BELT SPRINT PALM HOLDER は手の平を通すベルトが付いていて形も握りやすく、楽に携帯出来て飲みたい時にすぐに飲めます。10oz(300cc)入りなのでそれほど重くありません。夏場10キロを走り終える頃には空になっていましたが、涼しくなった今では走り終えても半分は残っています。ということは年間通して使えるサイズとして丁度よかったようです。これには個人差があるでしょうし、公園で走っている僕はボトルの中身が無くなっても水飲み場はあちこちにあるので、いざとなればそれを飲むことも出来ます。携帯する水分は自分のスタイルにあった量を見つけてください。

僕は中学生の頃バスケットボール部に所属していたのですが、恐ろしいことに練習中に水を飲むことが許されていませんでした。理由はよく憶えていないのですが我慢する根性が大事とかそういうことだったと思います。バスケットをプレーするのは大好きでしたが、無駄に苦しいことが多かったという記憶として残っています。自分の限界に挑戦した貴重な経験ですが、やはり何事も楽しんでやった方が成果があがるのではないでしょうか。走りながらちびちびスポーツドリンクを飲みますが、その度に少し楽になってペースも上がります。

走り出す前に400cc程、走っている間とその後で300ccのドリンクを飲んでいますが、涼しくなったとはいえ走り終えると体重が500g減っているので、1.2リットルもの汗をかいている計算になります。えっ、そんなに?

おじさんに限らず汗はなにかと嫌がられますが、暑くて汗をかくのは大事な冷却機能。水分補給は必要ですが省エネにもなるのだしあまり毛嫌いするのはよくないですね。あっ、でも走って汗まみれで帰って来た僕に、「おかえりー」と抱きついてくる息子には「汗をかいていて汚い」と教えています。

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今日の DJ iTunes Best

Aurora – Eric Kupper後半のラテンなクラシックギターとドラム、キーボードが重なり合ってなぜかアイルトン・セナを思い出すちょっと神経質だけどドラマティックなハウスに胸が躍ります。iTunesには無かったけど、ここで聴けますけます。http://youtu.be/hJjqLSJFMKE

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Hands Up – Black Eyed PeasHouseなAuroraから絶妙にファンクに繋がっていき、蹴りだす足も軽くなる。ここで試聴出来ます。Appleは iTunes のシャッフル再生になにか細工していると考える人は少なくないと思うけど、僕もそのひとり。最近どうも時間と湿度とライブラリーの再生回数が関係している気がしいます。

今日はなかなかいいペースで走れました。

また走ろう!

R82 10km「美味しく走ろう」

自然史博物館やセントラルパークのお城 Belvedere Castle に掲げられた国旗が、3分の1程天辺より下げられ、弔意が表さた半旗になっていました。どうしてだろう?リビアの米大使が殺害されたからか、それとも9.11週間なのか。はたまた先月亡くなり13日に追悼式典が行われたアームストロング船長を惜しんでのことだろうか? いずれにしても半旗を見るとそこに込められた国家の意思、尊敬や追悼の念が厳格さをもって伝わってきます。他国のものであれ国旗を踏みつぶすような行為は、とても愚かだと言わざるをえません。

おっと、ニュースを聞いていたら話が逸れました。。。

人類で初めて月面を歩いたニール・アームストロング船長と言えば、月面をピョンピョン跳ねるシーンが印象的です。月の重力は地球の約6分の1。人は地球の重力から解放された宇宙に出ると、筋力は衰え、骨はカルシウムが血液に溶け出してもろくなり、地球に戻ると立つこともままならなくなるので、それを防ぐ為に宇宙ステーションに滞在中の飛行士は、有酸素運動と筋力運動を一日2時間行うのが日課だそうです。地球にいる自分も運動をして少し体に負荷がかかった状態にしておかないと、筋力や循環器系の機能が衰えてしまうことは経験して知っています。だからデスクワークをしている現代人にとって、ワークアウトは食事をするのと同じ、生命を維持する為に必要な活動の一つかもしれません。だったら美味しい食事をとるように、楽しく走ってワークアウトしたいですね。

さて、休日の今日はまだ明るいうちに家を飛び出しパークへと走り出しました。昨日から左の大腿骨の付け根あたりに少し痛みを感じているので、あまりペースを上げないように走りました。10キロを3日続けては走るとどこかが痛くなり、それはいつも左下半身のどこかです。一度痛くなって回復した場所は二度と痛くならないので、筋肉が補ったりフォームが改善されたりしているのだろうけど、おそらく僕の場合、骨盤の動きに問題があり左側に負担がかかりやすい走り方をしているようです。無理をせずゆっくり目に走りながら調整していきます。涼しくなって、1キロ6分ちょっとのペースだと、負荷もかかり過ぎず丁度いいようです。今日はこんな調子でした。

もっと走ろう!