休 「ハリケーン・サンディでも走る人達」

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ハリケーン・サンディが接近しています。今東海岸を北上中でまもなくニュージャージーに上陸します。ニューヨーク市では28日夜より地下鉄とバス、鉄道に飛行機全てがストップしていて、今日29日は外に出ないようにと市長より指示があり、沿岸部の地域では避難命令が出ています。さらに現在マンハッタンに繋がる全ての橋とトンネルは封鎖されています。昨夜の時点ではまだ雨も風も無かったので走りに出たのですが、セントラルパークも既に閉鎖されていたのでやむなく公園の周りを3キロ程走りました。

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今日も雨はそれほど降っていないのですが、満潮で高潮の上にハリケーンの低気圧で引き上げられた海が風で海岸線に打ちつけて沿岸部を水没させています。倒木が原因で停電の地域もあるようです。幸い僕の住むエリアは避難地域ではないのですが、木が倒れたり停電になる可能性は否定出来ないのでおとなしくしておいた方が良さそうです。

しかし、おとなしくしていない人たちがいました。お昼過ぎ、少しずつ雨風が強くなってきていましたが、黙々と走るランナーは少なくありません。公園には入れませんが、周囲の歩道は信号が少ないので走りやすいのです。所々に出来た水たまりをぴょんぴょん飛び越えながら楽しそうです。観察したところ、男女比は同じくらいで年齢は30代以上が殆どの印象でした。それなりの年齢にならないとちょとストイックな気分で自分を虐める快感は味わえないのかもしれません。

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日本の台風では「雨漏りがしないか屋根の様子を見に行って転落して大怪我をした」とか、「海の様子を見に行って波にさらわれた」といったニュースを毎年のように耳にします。近年のジョギングブーム、「ちょっと走りにいって倒木の下敷きになった」なんてニュースを耳にするかもしれません。何しろ僕も走りたくてしかたありませんでした。でも先月嵐の夜に走って体調を崩したし、そこはぐっと我慢しました。ニューヨーク市長も「じっとしてなさい」と言ってたし。

ハリケーン一過を待って走るよ!

– 追記 −  一夜明けて

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ハリケーン・サンディはアメリカ東部に甚大な被害をもたらしました。地下鉄の完全復旧には1週間かかるそうで、マンハッタンでもダウンタウンではまだ停電が続いています。昨夜はそれほど風の音がしなかったので、このあたりは被害は出ないだろうと感じていましたが、外へ出るとあちらこちらで巨木がなぎ倒されていました。上の写真はいつも僕が走り始める場所です。復旧に向けご尽力されている方々に感謝します。そして一日も早い復旧を祈ります。